HIVって正直何?意外と知らない人が多い

HIVって正直何?意外と知らない人が多い

HIVとエイズの関係

HIVとは誰しも一度は聞いた事があるのではないでしょうか?性病の一つとしてその認知度はかなり高くなってはいますが、これがどんなものでどんな症状が出るのかなど詳しく知っている人は案外少ないです。また、エイズとHIVは何が違うのかなんて基本的なことを知らない人も案外多いと思います。

 

HIVとは正式名称はヒト免疫不全ウイルスのことであり、HIVは病名なのではありません。

 

HIVというウイルスに感染することで発症する病気が、誰でも一度は聞いた事のあるエイズ(AIS)です。エイズは正式名称は後天性免疫不全症候群であり、その名の通り、先天的ではなく、後天的つまり生まれた後に何らかの理由で感染してしまう病気です。

 

HIVはこのエイズを引き起こすウイルスであり、これは血液を介して人から人へ感染してしまいます。

 

また、出産時に母親がHIVに感染していると赤ちゃんにウイルスが感染してしまう可能性もあるため、HIVに感染しているかどうかをちゃんと把握しておかないと人を感染させてしまう危険性があるのです。

 

HIVの感染経路

上述した様にHIVは血液を介して感染します。一番多いのは男女間もしくは男性同士の性行為です。不特定多数の人と性行為を行っている風俗などはとても感染のリスクが高いので注意が必要です。また、注射の針やカミソリなど皮膚を直接傷つけて血液が付くようなものからの感染のリスクも高いです。血液をただ触るだけなら問題はないのですが、その血液が傷口などから体内に入ってしまうとHIVに感染してしまう可能性が高くなります。

 

感染

HIVに感染したとしても、すぐに症状が出る訳ではないのです。HIVはT細胞・樹状細胞・マクロファージなどのいわゆるCD4陽性細胞という免疫を制御するために重要な役割を果たす細胞たちに選択的に感染してしまいます。CD4細胞に感染するとHIVは自らの遺伝子をヒトの遺伝子に組み込んでしまうのです。感染後にCD陽性細胞をどんどん破壊して自ら増殖を繰り返していくのですが、全ての感染した細胞が破壊される事はないのです。

 

この破壊されることがなかった細胞は休眠します。この休眠がやっかいであり、長い間身体の中で潜伏することになるので、エイズを発症するまでには長い期間がかかることになります。潜伏期間が長いため、感染した原因が誰からなのか、どのようにしてかが分かりにくく、かつ感染した後に誰と性行為したのかがはっきりしないことも感染が広まる原因の一つとなっています。HIVに感染した細胞は自然治癒する事はなく、しかも薬も効かないので感染してもそれが分からず、対策が行いにくいのが恐ろしいのです。

 

症状

HIV感染時に症状が出るかどうかはヒトに寄ります。感染後に発熱・倦怠感・関節痛・頭痛・発疹・リンパ節の腫れ・リンパ球低下などのウイルス増殖に寄る免疫反応と特徴的なものがでますが、軽い風邪として間違われやすいです。また、人によっては無症状の事も有ります。

 

ですが、長い期間をかけて徐々に感染者の身体を蝕んでいくのです。約5年という長い期間をかけて感染した人の免疫力が奪われていくのです。これが進行していってしまう事で、普段日常にある健常な人にとって無害なウイルスや菌に対して免疫力がなくなってしい、日和見感染症などから肺炎を起こしたりしてしまうことになります。この免疫不全症状が出てきた状態をエイズというのです。

 

治療

感染すると自然治癒しない恐ろしい病気ではありますが、昔と異なりHIVに対する治療薬は沢山開発されているのです。現在20種類以上開発されている薬の中から、その患者の状態に合わせて3種類以上を組み合わせて投与する多剤併用療法の治療が一般的となっています。この治療が開始されてからは、エイズで亡くなる人の数は激減しています。とはいえHIVの発症を遅らせるような治療であり、根治させる訳ではないため、一度多剤併用療法を始めると、薬を一生飲み続けることになります。

 

 

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