性器ヘルペスってどんな症状?

性器ヘルペスってどんな症状?

性器ヘルペスを侮るな!

「代表的な性病に性器ヘルペスが挙げられます。クラミジア感染症・淋病に次いで感染者の多い性病で、主に20〜30代前半の女性に多く見られます。主にセックスを介して単純ヘルペスウイルス(HSV)に感染し、性器や肛門に赤い発疹が出来たり、水ぶくれが悪化してただれるなどの症状が現れます。

 

若い女性の感染率が多いのなら、その他の人は心配する必要もないのね・・と安心する人もいますが、決してそうではありません。性器ヘルペスの特徴として、1度感染したら一生治らないという厄介さが人々を悩ませるのです。

 

性器ヘルペスは何故治らない病気なのか、主な原因や症状をもっと細かく、治療方法や予防方法まで、詳しく述べていきます。

 

一度感染したら一生体内に住み続けるという厄介なウイルス“ヘルペスウイルス”

性器ヘルペスの原因は、単純ヘルペスウイルスという120〜130mmの病原菌です。単純ヘルペスには2種類あり、主に下半身に症状が出るもの(性器ヘルペスを引き起こす)と、唇や顔面など上半身に症状が出るもの(口腔ヘルペスを引き起こす)があります。

 

 

性器ヘルペスの厄介なところは、症状が治まってもヘルペスウイルスが身体の中、神経節に潜伏するという点です。じっと潜伏をし、暴れる機会を静かに待ちます。ではいつ暴れるのか?それは本人の身体が弱って免疫力が落ちている時です。その時を狙って一気に暴れ出し、身体に異常をきたすほど暴れまくります。次第に本人の免疫力が戻ると再び神経節に戻って潜伏し、再び暴れる機会を静かに待ち続けるのです。このヘルペスウイルスを体内から消し去る治療法はなく、感染すると一生体内で潜伏し続るのが厄介なところなのです。

 

性器ヘルペスの主な症状

性器ヘルペスは男性よりも女性に多い病気です。女性は男性の2倍近くにものぼる事が報告されています。しかし男性でも性器ヘルペスに感染する事例は数多く立証されており、男性が感染した場合は包皮、鬼頭、陰茎、大腿部、肛門周辺など広い範囲で小さな水泡(水ぶくれ)の集合体が出来ます。発熱や全身倦怠感などの症状を覚える場合もある様です。潜伏期間は約4〜10日だと覚えておきましょう。

 

 

女性が感染した場合、男性に比べて辛い症状に見舞わされる事が多い様です。潜伏期間は約2〜20日で、外陰部(性器周辺)に不快感や痒み症状が現れる様になります。水ぶくれ状に広がり、潰瘍の様なただれ症状になってしまう事もあります。子宮頸部、臀部や大腿部にまで広がる事もあり、排尿時や歩行時に耐えられない程の痛みを覚える事などがあります。

 

女性は1月に1回生理がありますが、その際に刺激によって再発するリスクがあります。これは外陰部や子宮頸部に症状が出やすい為であり、性行為の際も再発リスクが高まります。病気が進行すると、頭痛や尿が出なくなる髄膜炎を併発する可能性もあります。大事に至る前に治療する事が不可欠となります。

 

性器ヘルペスに感染しているかもと思ったら

感染を疑ったら、速やかに病院やクリニックを受診しましょう。お薦めの受診科目ですが、男性なら泌尿器科・性病科・皮膚科、女性なら婦人科・産婦人科・性病科・皮膚科です。性器ヘルペスは、パートナーと一緒に感染している場合が多くみられます。

 

2人で一緒に受診をする事を薦めています。特に男性側に症状が現れていないというケースが多いですが、実際検査をすると男性側も陽性というパターンが多いです。是非一緒に検査を受けて頂きたいです。どうしても受診が恥ずかしいという場合、検査キットを通販するという方法もあります。しかし陽性だった場合は病院で治療を行う事が条件です。

 

性器ヘルペスの治療法

性器ヘルペスの治療には、ヘルペスウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を使用します。抗ウイルス薬は、ウイルスが入りこんだ細胞にだけ働き、細胞の中でウイルスの増殖を抑えて健康な細胞にウイルスが感染するのを防ぎます。その他は症状に応じて、痛み止め・ビタミン剤・抗生物質などが処方されます。初感染の場合かつ重症な状態であったら、入院して治療したりと大変になります。なるべく早めの受診がカギとなるのです。

 

再発時の治療も同様で、抗ウイルス薬を使用します。但し繰り返し記載しますが、いまのところ潜伏感染しているヘルペスウイルスを根本的に退治する抗ウイルスは存在しません。あくまで症状を和らげるだけです。

 

性器ヘルペスに感染しない為には

性器ヘルペスの基本的な予防方法は、単純ヘルペスを身体から出している人と性行為をしない事です。性器ヘルペスは無症状期でもウイルスを出しているケースがあるので、症状がない人が相手だからといって、安易に性行為をするのは間違いです。

 

性器ヘルペスにかかったことがある人と性行為をする場合、又そうではないと断言する人との行為であっても、やはり最初からきちんとコンドームを着用することが大切な予防法となります。そして性器ヘルペスを発症している人が相手だという場合、コンドームだけではウイルスに全く触れず行為を行うのは困難です。性器に症状が見られる場合、性行為自体を行わない様にしましょう。

 

 

他にも、単純ヘルペスウイルスは感染力が非常に高い為、日常生活でもごく稀ですが感染する可能性があります。もし自分が性器ヘルペスを発症している場合には、周りの人への感染を防ぐ為にも@家族やパートナーとタオルを共有しないA感染部に触った手はすぐに消毒するB医師のアドバイスに従って患部をガーゼなどで覆うC洋式トイレを使用した後は、便座を消毒する。以上の事に気を付けて生活して下さい。

 

 

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