肝炎は性交でも感染するんですか?

肝炎は性交でも感染するんですか?

肝炎に関してしっかりと知っておくことが重要です

肝炎という言葉自体は知っていても、実際にどんな病気なのか、何故発症するのか、詳しく知っている人は実際少ないと思います。そして肝炎が性病の一種であるという事すらも知らないという人が多いのだとか。

 

 

実際私自身も、肝炎が性病の一種だと聞いてもピンときません。肝炎って確か訴訟になっていた様な・・?という位しか知らないのが正直な答えです。

 

今回は、肝炎がどのような病気でどの様に感染していくものなのか、素人なりに調べた事を記載していきたいと思います。

 

肝炎というのは、その症状や感染力の強さなどによって3種類に分けられる事が出来ます。A型肝炎・B型肝炎・C型肝炎の3種類です。これらの共通点は、肝臓にウイルスが寄生して全身に症状が出現するという点です。

 

 

肝臓という臓器は、私達の身体の健康を保つのに非常に重要な役割を果たしている、とても大切な内臓なのです。

 

 

この内臓が侵される事によって肝炎が劇症化してしまうと、どの種類の肝炎であっても死に至る可能性があります。とても恐ろしい事です。但し、肝炎は一昔前の梅毒や現在のエイズなどと違い、きちんと注意して治療をしていけば治らない病気ではなくなってきています。

 

肝炎であっても、早期発見と早期治療が重要になってくる事を覚えておきましょう。

 

【A型肝炎ウイルス(HAV)】

HAVは、感染者の糞便中に排出されたHAVが何らかの媒介対を通してみ感染者の口に入る事で感染します。HAVは、このように経口感染を示すため、一般には性病・性感染症としては認められていません。しかし男性同性愛間では性行為の一種(口腔、肛門性交)により感染が生じることから、性病・性感染症にも分類されます。
症状は、発熱・食欲不振・嘔吐などの消化器症状・全身嫌悪感・黄疸で、B型、C型と比べて38℃以上の発熱が生じる場合が多いです。症状が慢性化する事はありません。

 

通常A型肝炎ウイルスは、特別な治療をしなくてもほとんど3ヶ月以内で治癒します。胆汁うっ帯を起こした場合は、ステロイドの投与が必要となります。A型肝炎の劇症化はB型肝炎と比較するとかなり少なく、予後も良好です。
予防には、HAワクチンの接種が有効です。ワクチンによるHA抗体獲得率は、3回の接種で5年後でもほぼ100%を示します。

 

【B型肝炎ウイルス(HBV)】

HBVは、主に輸血や医療行為で血液から感染します。しかし人対人での密接な接触でも感染します。HBV感染には継続性感染と一過性感染があり、免疫機能が未熟な乳幼児がHBVに感染すると、多くが持続性感染なる事が分かっています。また、B型急性肝炎の患者の5〜30%が性行為での感染とされており、対象が成人である事から一般には一過性感染となります。性行為の頻度が高い場合や梅毒などで粘膜に損傷がある場合、感染の危険性が高まります。

 

B型肝炎ウイルス(HBV)の一過性感染には不顕性感染と急性感染があり、80%が不顕性感染となります。不顕性感染では無症状のままHBs抗体(B型肝炎表面抗原)が検出され、やがて治癒します。急性肝炎の場合は、潜伏期間の後で黄疸、発熱、消化器症状、倦怠感などの症状が見られる様になります。

 

HBVが成人に感染した場合は、通常慢性化する事なく特別な治療をしなくても治癒します。しかしB型肝炎の5〜10%が慢性化してB型慢性肝炎となります。B型慢性肝炎の治療は主にインターフェロンの投与により行われます。但し1〜2%は劇症化する為、治療としては近年、生体肝移植が積極的に行われています。

 

予防として、血液および血液に汚染されたものが他人に付着しない様にする事。そしてHBワクチンの接種が有効です。HBワクチンの接種は、性行為による感染だけでなく、母子感染や保育園内での水平感染に対しても有効です。但しHBワクチンにより獲得した抗体は、3〜4年で喪失するそうです。抗体が喪失した場合には、ワクチンの追加接種が必要になります。

 

【C型肝炎ウイルス(HCV)】

C型肝炎肝炎や他のウイルス肝炎とほぼ同様の症状・経過ですが、一般にはA型、B型に比べ軽症で、劇症化は稀です。感染は、輸血を含む医療行為が主であると考えられますが、わずかですが母子感染、夫婦感染も認められます。性病・性感染症としては、HBVと同様、性行為の頻度が高い場合、また梅毒などで粘膜に損傷がある場合、感染の危険性が高いと考えられます。
C型肝炎ウイルスの場合は、自分で出来るC型肝炎検査キットが売られています。性病検査キットを扱うサイトでも手軽に入手できますので、心配な方は是非検査をしてみて下さい。C慢性胆炎の治療は、B型と同様にインターフェロンを用いて行われます。長期投与の場合、血小板減少、間質性肺炎、うつ病、甲状腺機能異常などの副作用に注意が必要です。
予防として、血液および血液に汚染されたものが他人に付着しないようにする事。性行為によるCHV感染は、CHV未感染者のパートナーがCHVキャリアである場合に起こり、その場合はコンドームの使用しかありません。しかし夫婦間感染率も低く特別な処置は必要ないと考えられます。

 

肝炎にはA型・B型・C型の3種類に分けられると冒頭でも記載しましたが、感染しやすく注意した方が良い、一般的に危険なウイルスはB型だと覚えておきましょう。

 

 

でも多くの感染者は、症状が出る出ないにかかわらず、いずれウイルスは除去されて自然に完治するのでは?確かにそうですが、症状が出た人の1%は、重篤な劇症肝炎を発症します。そして死に至るという恐ろしさです。これは性交渉により感染するB型肝炎も同様であり、このウイルスを排除する薬剤はありません。

 

 

自分自身の身体の免疫力に頼るのみだという事を肝に銘じておく必要性があります。

 

性病検査を自宅で受けたい人はコチラ