尖圭コンジローマについて知っていますか?

尖圭コンジローマについて知っていますか?

若者に多い性病です

尖圭コンジローマは尖圭コンジロームとも言い、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウィルスが原因となる性病です。

 

このヒトパピローマウイルスは良性のものと悪性のものに分類され、良性のHPVはコンジローマの原因になりますが、悪性のものは子宮がんの原因になります。感染率が60〜80%と非常に高く、男女問わず20代に多いのが特徴的です。

 

 

尖圭コンジローマは性感染症の中でも、性器クラミジア感染症淋菌感染症、性器ヘルペスウイルス感染症に次いで多く報告されています。性行為のある人であれば比較的高い確率で感染する病気で、現在尖圭コンジローマの患者数は男女合わせて約4万人いるとも言われています。

 

どんな症状が出るの?

ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染すると、1〜2ヶ月ほどの潜伏期間の後に、感染した部位にイボができます。性器とその周辺、肛門、足の付け根部分などにでき、口に感染した場合には唇や口の中にできる事もあります。

 

 

このイボ、最初の見た目はそこまでグロテスクではないものの、成長するとかなりの気持ち悪さです。例えると鶏のトサカやカリフラワーの様な形になります。痛み自体ありませんので、見えない分部に出来ると発見が遅れる事もあります。

 

 

しかし先程記載した様に成長してカリフラワー状になれば、気味が悪くて放っておけなくなります。

 

ここで少し豆知識ですが、男性の場合“フォアダイス”を尖圭コンジローマと勘違いする事があるそうです。男性の陰茎には小さな白い点々が出来る事があり、これは性病とは一切関係のない生理現象です。

 

 

白いものは脂肪の塊で害はありません。この点々をフォアダイスと言うのですが、男性陣はこの謎の白い点々を見て驚き、尖圭コンジローマだと勘違いしてしまうのだとか。判別が難しいので、どうしても不安になったら医者に診てもらうのが一番でしょう。

 

 

病院で医師に相談すると、患部の視診を余儀なくされます。恥ずかしいですが仕方ありません。

 

どうやって治療するの?

イボを採取して調べ、陽性の結果が出たら治療に入ります。尖圭コンジローマの治療法ですが、多くの場合、外科的治療を行います。

 

 

電気メスや炭酸ガスレーザーによる焼却、液体窒素による凍結療法などでの切除です。軟膏を塗布する方法(最近ではベセルナクリームというコンジローマ治療薬が有効)もありますので、医師の指示に従って治療に専念して下さい。

 

 

そして尖圭コンジローマの厄介なところは、治療後もウイルスの潜在の有無が分かり兼ねることです。

 

 

治療後、最低3ヶ月は再発がない事を確認する必要があります。しかし再発がない=(イコール)ウイルス完全除去とは限りません。表面上のイボを取り
除く事は可能でも、それ以上の治療はできないのが現状なのです。目で見てイボがなくなっていてもウイルスが潜在している事があり、3ヶ月以内に約25%は再発すると言われています。

 

 

 

治療が終わっても最低3ヶ月は様子を見守り、半年以上新しいイボが出来ておらず検査にも反応がなければ、完治したと考えられます。それでも再発した場合は、速やかに医師に相談しましょう。もしかしたら自分が尖圭コンジローマに感染しているかも?もしくはただのイボ?男性の場合なら、脂肪の塊である“フォアダイス”だと思い込みたい気持ちもあるでしょう。

 

 

この様な迷いが尖圭コンジローマを長引かせる、又はパートナーに感染させてしまう原因と言えるのです。尖圭コンジローマは、男女共まれに自然治癒する事があります。

 

 

イボが自然に消えてなくなってしまうケースがあるのですが、これは身体が健康で免疫力が高い場合、そして感染者の20〜30%にとどまっています。それ以外はイボが増殖し、大きくグロテスクになっていくばかりです。「自然治癒する可能性があるのならしばらく様子をみてみよう。

 

 

そう考えてイボを放置する人が結構いるのです。確かに自然治癒してくれたらラッキーですが、放置した結果自然治癒せず悪化の一途を辿った場合、治療に時間がかかる結果となってしまい兼ねません。男性の場合、成長し過ぎたイボを切り、ペニスの形が変わってしまったという例もある様です。取返しのつかない事になるよりも、素直に病院へ行く方が無難だと思います。

 

 

尖圭コンジローマの予防については、コンドームの使用がある程度効果を発揮します。しかしコンドームに覆われていない分部にもウイルスが潜伏している事がある為、完全に予防する事は出来ません。風俗などで不特定多数の相手との性行為を避ける事、そしてヒトパピローマウイルスに感染しない様、免疫力を十分にしておく事も必要です。

 

 

疲労が蓄積されていたりストレスが溜まっていたり、女性の場合は生理前後の時期も注意が必要となります。日頃から規則正しい生活を心掛け、ヒトパピローマウイルスに感染しない身体作りを習慣化する事が望まれます。

 

 

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